共感が増えるSNSライティングの型|主語・敬語・語尾の正解

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毎日40人・年間1万人以上と会話しているRyoです。炎上しない・刺さる言い方の核心は、実は主語・敬語・語尾の3点セット。内容より先に「関係の作り方」を整えると、同じ主張でも反応が変わります。型だけ覚えれば、誰でも再現可能です。

目次

型1:主語の動かし方(あなた→私→みんな)

  1. あなた:行動が始まる主語。「まず、あなたが楽になる方法を。」
  2. 私:責任を引き受ける主語。「私はこう試して、こう変わった。」
  3. みんな:安心を作る主語。「多くの人がここでつまずく。」

この順で書くと、押し付けにならずに巻き込み→納得→拡張が起きる。

型2:敬語は一枚のクッション

  • もしよければ/差し支えなければ/先に共有します/結論から
  • 断るときは「助かります」を添える。「別日だと助かります」

型3:語尾に余白を作る助詞

  • 〜がおすすめ/〜が安心です/〜から始めるのが安全です
  • 断定は「データ上/現場では」で支える

実例テンプレ

「先に共有します。朝の3分で疲れにくくなる設計です。私もここでつまずきましたが、順番を変えるだけで改善しました。必要な方だけ保存して、今日から1つ試してください。」

現場エピソード

患者さんの不安を減らすのは、正確な情報だけでなく、言い方の余白でした。SNSのコメントでも、前置きと語尾で温度は変えられます。

まとめ

主語・敬語・語尾は「関係のデザイン」。中身を変えずに届き方を変えるだけで、共感と保存率が上がります。

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この記事を書いた人

現役薬剤師として、人と向き合う仕事を続けてきました。
患者さんとの何気ない会話の中に、信頼や安心が生まれる瞬間がある――そんな「伝え方」の力に魅せられて、このブログをはじめました。

いまは医療の現場を離れ、**「伝える力」「聴く力」**をテーマに、日常や職場、家族の中で使えるコミュニケーションのヒントを発信しています。

心理学や会話術、言葉選びの工夫など、明日から使える内容を中心に。
読んだ人の人間関係が少しでもやわらかくなるような記事を目指しています。

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