非エンジニアなのにAIでツールやゲームを作っているRyoです
最近、ブログの画像を最適化しようと思って、PNGファイルをWebPに変換してみたんですが、透過部分の背景がどうなるか気になりませんか?私も最初は「透過情報って保持されるの?」って不安でした。
実際に試してみたら、意外とシンプルな仕組みだったので、今日は透過PNGをWebPに変換した時の背景の扱いについて詳しく解説しますね。
透過PNGをWebPに変換すると背景はどうなる?
結論:透過情報は保持される
WebPは透過(アルファチャンネル)をサポートしているので、PNGの透明部分はそのまま透明として保持されます。つまり、背景が白や黒に変わってしまうことはありません。
ただし、変換ツールによっては透過情報が失われる可能性もあるので、注意が必要です。
なぜ透過情報が失われることがあるのか?
変換ツールの設定問題
多くの画像変換ツールは、デフォルトで透過情報を保持する設定になっていますが、以下の場合に透過が失われることがあります:
- 品質設定が低すぎる場合
- WebPの古いバージョンを使用している場合
- 変換ツールが透過をサポートしていない場合
ブラウザの対応状況
WebPの透過サポートは比較的新しい機能なので、古いブラウザでは表示できない場合があります:
- Chrome: バージョン23以降でサポート
- Firefox: バージョン65以降でサポート
- Safari: バージョン14以降でサポート
- Edge: バージョン18以降でサポート
透過PNGをWebPに変換する正しい手順
1. 適切な変換ツールを選ぶ
透過情報を保持するためには、以下のツールがおすすめです:
- Squoosh(Google提供の無料ツール)
- TinyPNG(オンライン変換)
- ImageMagick(コマンドライン)
- GIMP(画像編集ソフト)
2. 品質設定を適切にする
透過情報を保持するためには、品質設定を80以上にすることが推奨されます。低すぎる品質設定だと、透過情報が失われる可能性があります。
3. 変換後の確認
変換後は必ず以下を確認してください:
- 透明部分が正しく透明になっているか
- 画像の品質が適切か
- ファイルサイズが適切に圧縮されているか
自作ツールで簡単変換
この作業めんどい?うちのツールで一発↓
WebP変換ツールを使えば、透過情報を保持したまま簡単にWebPに変換できます。
透過PNGとWebPの比較
ファイルサイズ
- PNG: 透過情報を含むため、ファイルサイズが大きくなりがち
- WebP: より効率的な圧縮により、PNGの約25-35%のサイズ
ブラウザ対応
- PNG: ほぼ全てのブラウザでサポート
- WebP: 比較的新しいブラウザでのみサポート
透過品質
- PNG: 完全な透過サポート
- WebP: 完全な透過サポート(対応ブラウザの場合)
よくある質問(FAQ)
Q: 透過PNGをWebPに変換しても透明部分は保持されますか?
A: はい、適切な変換ツールと設定を使用すれば、透過情報は保持されます。
Q: 古いブラウザでも透過WebPは表示されますか?
A: 古いブラウザでは透過WebPが表示されない場合があります。その場合は、PNGフォールバックを用意することをおすすめします。
Q: 透過WebPの品質設定はどうすればいいですか?
A: 透過情報を保持するためには、品質設定を80以上にすることが推奨されます。
Q: 透過WebPのファイルサイズはPNGより小さいですか?
A: はい、通常はPNGの約25-35%のサイズになります。
まとめ
透過PNGをWebPに変換する際は、適切なツールと設定を使用すれば、透過情報を保持したまま変換できます。ただし、古いブラウザでの表示には注意が必要です。
変換作業が面倒な場合は、自動変換ツールを活用することをおすすめします。透過情報の保持とファイルサイズの最適化を両立できるWebPは、ブログやWebサイトの画像最適化に非常に効果的です。