目次
0. はじめに
こんにちは、非エンジニアの Ryo です。
「画像を軽くしたいのに画質は死守したい」「スマホだと背景がズレる」「ファイルが長くなり過ぎた」といった悩みを一気に解決する記事を作りました。
1. そもそも”画像最適化”が必要な理由
- ページ表示速度アップ → SEO や離脱率に直結
- モバイル回線でもサクサク → UX 向上
- 保守・実装コスト削減 → コード補正や差し替えの手間が激減
2. キャラ画像編
2-1 下詰めトリミングが基本
やり方 | 効果 |
---|---|
足・影の 設置点をキャンバス下端ぴったり に合わせる | 「地面に立っている」自然な見た目 |
余白は 上だけ に残す | キャラの背丈が違っても整列が乱れない |
ガイド線 ON(Canva 等) | 誤差ゼロで配置できる |
中央配置だとキャラが浮いて見え、並べたときに上下がズレます。プログラムで補正する時間がもったいない!

2-2 解像度 & サイズ早見表
用途 | 作成サイズ | 公開サイズ(WebP) |
---|---|---|
LINE スタンプ | 1024×1024 | 512×512 |
立ち絵 | 1024〜2048 | 512〜1024 |
SD キャラ | 256×256 | 128×128 |
アイコン | 128×128 | 64〜128 |
描画は 大きく作って縮小保存 が鉄則。小さく描くと線が潰れてしまいます。
2-3 劣化ゼロの 3 ステップ圧縮
① トリミング(下詰め)
② リサイズ
③ WebP 保存(Quality 90〜95)
2-4 WebP のすすめ
- PNG/JPEG 比で最大 80% 軽量化
- Quality 90 でも肉眼ではほぼ無劣化
- 透過対応かつ主要ブラウザ・スマホで再生可能
2-5 無料ツール Squoosh で一括変換
- https://squoosh.app を開く
- 画像をドラッグ&ドロップ
- 右パネル設定
- Resize: 例 512×512
- Format: WebP
- Quality: 90〜95 / Effort: 6〜9
- ⬇ ボタンで保存
Squoosh は トリミング不可 なので、必ず事前にトリミングしておきましょう。
Squooshについては他記事で詳しく紹介していますので是非ご覧ください↓↓↓
3. 背景画像編
3-1 よくある崩れ
端末 | 何が起こる? |
---|---|
スマホ(縦長) | 上下が切れる |
PC(横長) | 左右が切れる |
3-2 object-cover × object-bottom が解決策
<img
src="/bg/title.webp"
class="fixed inset-0 w-screen h-screen object-cover object-bottom -z-10"
alt=""
/>
クラス | 意味 |
---|---|
object-cover | 画面を完全に覆う |
object-bottom | 画像の下側を優先表示 |
fixed / inset-0 | 全画面固定配置 |
-z-10 | 最背面へ |
安全領域 は中央〜下側。主役はそこへ配置し、空などは上に逃がすと安心です。
4. 実装・運用 Tips
4-1 コードは 300 行を超えたら分割
脳科学的に短期記憶の限界を超え、保守性が急落します。コンポーネントやモジュールで小分けに!
4-2 Cursor × GitHub Actions で自動化
- フォルダへ素材投入 → 自動トリミング/圧縮 → WordPress 下書き投稿
- SNS 用ハッシュタグも AI 生成
- 「面倒くさがりでも回る」ワークフローを公開中
5. まとめチェックリスト ✅
- [ ] 作成サイズは 1024px 以上で描いた
- [ ] 足元下詰め → 余白は上のみ
- [ ] トリミング → リサイズ → WebP(90〜95) で保存
- [ ] Squoosh で一括変換・目視確認
- [ ] 背景は object-cover × object-bottom
- [ ] 300 行超のファイルは分割済み
おわりに
圧縮前後で「すげー軽くなった!」を体験すると、最適化が楽しくなります。この記事を参考に、あなたのゲームやブログを 高速・高画質・ノンストレス な作品へ進化させてください!