毎日薬局で40人のお客様と会話しているRyoです
「なんか話しやすい人だな」って思われる人になりたいですよね。でも、どうすればそんな人になれるのか、具体的な方法がわからない。
僕も最初はそうでした。お客様と会話していても「話しにくい人」だと思われていたんです。でも、実は**「質問スキル」**を身につけるだけで、誰でも「話しやすい人」になれるんです。
話しにくい人になってしまう理由
多くの人が「話しにくい人」になってしまう理由は、実はシンプルです。それは「質問の仕方が間違っている」んです。
どういうことかというと、相手の話を聞いているつもりが、実は「次に何を言おうか」ばかり考えているんです。すると、相手の話に集中できず、ついつい自分の話をしたくなってしまう。
これ、僕もよくやってました。お客様が「最近体調が悪くて…」って話し始めても、「あ、それってこの薬がいいですよ!」ってすぐに解決策を提案しちゃうんです。
でも、これって相手が求めていることじゃないんですよね。相手はまず「話を聞いてほしい」んです。
話しやすい人になるための質問スキル
スキル1:「それで?」で話を深める
相手が話し始めたら、最初の質問は「それで?」にしましょう。これだけで、相手の話が深まります。
例えば、お客様が「最近、頭痛が…」と言ったら、「それで、どんな感じなんですか?」と聞くんです。すると、お客様が「実は、仕事のストレスが…」と本音を話してくれるようになります。
スキル2:「なぜ?」で理由を探る
相手の話が終わったら、「なぜそう思うんですか?」と理由を聞いてみましょう。これで、相手の価値観や考え方がわかります。
「なぜその薬を選んだんですか?」と聞くと、「副作用が少ないから」とか「価格が手頃だから」とか、相手の判断基準がわかります。
スキル3:「もしも」で未来を想像する
相手の話が終わったら、「もしも〜だったら、どうしますか?」と仮定の質問をしてみましょう。これで、相手の考え方がより深くわかります。
「もしも、この薬が効かなかったら、どうしますか?」と聞くと、「別の薬を試してみる」とか「病院に行く」とか、相手の行動パターンがわかります。
実践してみた結果
僕がこの「質問スキル」を使い始めてから、お客様との会話が変わりました。
以前なら「この症状にはこの薬が…」とすぐに提案していましたが、今は「それで、どんな感じなんですか?」と質問するようになりました。
すると、お客様が「実は、仕事のストレスが…」と本音を話してくれるようになったんです。そうなると、薬の提案だけでなく、生活習慣のアドバイスもできるようになります。
質問のコツ
コツ1:相手の答えを予測しない
「きっとこう答えるだろう」と予測して質問すると、相手の本音が聞けません。オープンクエスチョン(5W1H)を使いましょう。
コツ2:相手の話を途中で遮らない
相手が話している途中で「あ、それって…」と自分の話を始めないでください。相手の話が終わるまで待つことが大切です。
コツ3:相手の感情に共感する
「それは大変でしたね」「お疲れ様です」など、相手の感情に共感する言葉を挟むことで、信頼関係が深まります。
フォローアップクエスチョンの活用
話しやすい人になるためには、適切なフォローアップクエスチョンも大切です。相手の話を深掘りすることで、より深い会話を楽しめます。
フォローアップクエスチョンについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ→フォローアップクエスチョンとは?例文と使い方まとめ
まとめ
「なんか話しやすい人」になるための質問スキルは、難しいテクニックではありません。以下の3つを意識するだけです:
- 「それで?」で話を深める
- 「なぜ?」で理由を探る
- 「もしも」で未来を想像する
この3つのスキルを使うだけで、あなたも「話しやすい人」になれます。
僕もまだまだ勉強中ですが、この「質問スキル」を使うようになってから、お客様との会話が楽しくなりました。あなたも今日から試してみませんか?