聞き上手になりたいあなたが最初にやるべきこと

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毎日薬局で40人のお客様と会話しているRyoです

「聞き上手になりたい」って思ったことありませんか?でも、いきなり「傾聴スキル」とか「アクティブリスニング」とか言われても、何から始めればいいかわからないですよね。

僕も最初はそうでした。お客様の話を聞いているつもりが、実は「次に何を言おうか」ばかり考えていたんです。これじゃあ聞き上手とは言えませんよね。

目次

聞き上手になれない原因は「準備不足」

多くの人が聞き上手になれない理由は、実はシンプルです。それは「準備不足」なんです。

どういうことかというと、相手の話を聞く前に、自分の頭の中が整理されていない状態で会話に入ってしまうんです。すると、相手の話に集中できず、ついつい自分の話をしたくなってしまう。

これ、僕もよくやってました。お客様が「最近体調が悪くて…」って話し始めても、「あ、それってこの薬がいいですよ!」ってすぐに解決策を提案しちゃうんです。

でも、これって相手が求めていることじゃないんですよね。相手はまず「話を聞いてほしい」んです。

最初にやるべきことは「心の準備」

聞き上手になるための最初のステップは、**「心の準備」**です。

具体的には、会話に入る前に以下の3つを意識するだけです:

  1. 「今日は聞く番だ」と決める
  2. 「相手の話に興味を持つ」と心がける
  3. 「自分の話は後回し」と覚悟する

これだけです。難しいテクニックは必要ありません。

実践してみた結果

僕がこの「心の準備」を意識し始めてから、お客様との会話が変わりました。

以前なら「この症状にはこの薬が…」とすぐに提案していましたが、今は「それで、どんな感じなんですか?」と質問するようになりました。

すると、お客様が「実は、仕事のストレスが…」と本音を話してくれるようになったんです。そうなると、薬の提案だけでなく、生活習慣のアドバイスもできるようになります。

聞き上手になるための具体的なステップ

ステップ1:会話前の3秒間

相手が話し始める前に、心の中で「今日は聞く番だ」と3回唱えてください。これだけで、聞く姿勢が整います。

ステップ2:最初の質問は「それで?」

相手が話し始めたら、最初の質問は「それで?」にしましょう。これだけで、相手の話が深まります。

ステップ3:相槌を意識する

「うんうん」「なるほど」「そうなんですね」などの相槌を、相手の話の区切りで入れるようにしましょう。

フォローアップクエスチョンの活用

聞き上手になるためには、適切な質問を投げかけることも大切です。フォローアップクエスチョンを使うことで、相手の話をより深く聞くことができます。

フォローアップクエスチョンについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ→フォローアップクエスチョンとは?例文と使い方まとめ

まとめ

聞き上手になるための最初のステップは、難しいテクニックを覚えることではありません。まずは「心の準備」を整えることから始めてください。

  • 会話前に「聞く番だ」と決める
  • 「それで?」で話を深める
  • 適切な相槌で相手を安心させる

この3つを意識するだけで、あなたも聞き上手への第一歩を踏み出せます。

僕もまだまだ勉強中ですが、この「心の準備」を意識してから、お客様との会話が楽しくなりました。あなたも今日から始めてみませんか?

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この記事を書いた人

調剤薬局で働く現役薬剤師です。
医療現場の非効率さに疑問を持ち、独学でプログラミングを習得しました。
今では、ReactやPythonを使って現場の業務を効率化するツールを自作しています。
このブログでは、医療や薬局業務に役立つIT活用術や、プログラミング初心者の方に向けた実践的な学習ノウハウを発信しています。

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