毎日薬局で40人のお客様と会話しているRyoです。
「え、なんでそれ聞くの？」って思われたこと、ありませんか？特に「何を聞けばいいの？」「質問してもいいのかな？」って悩むこと、多いですよね。
僕も薬局で働いていると、お客様との会話で質問の仕方に悩むことがあります。ついつい唐突な質問をしてしまい、相手に違和感を与えてしまうことがあるんです。
でも実は、自然な聞き方があるんです。今回は、「え、なんでそれ聞くの？」と思われない聞き方のコツを紹介しますね。
なぜ「え、なんでそれ聞くの？」と思われるのか？
「え、なんでそれ聞くの？」と思われる原因は、多くの場合「唐突な質問」をしてしまうことです。
「最近どう？」「何か困ったことある？」みたいに、いきなり質問を投げかけると、相手は「なぜ今、この質問をされたのか？」と疑問に思ってしまいます。
自然な聞き方を使うことで、相手に違和感を与えることなく、スムーズに会話を進めることができるんです。
「え、なんでそれ聞くの？」と思われない聞き方のコツ5選
1. 相手の話を聞いてから質問する
NG例: いきなり「最近どう？」と質問する
OK例: 相手の話を聞いた後、「それについて、もう少し詳しく教えていただけますか？」
この方法は、相手の話を真剣に聞いてから質問するので、自然な流れで会話が続きます。
例文:
- 相手：「最近、仕事が忙しくて…」
- あなた：「忙しいんですね。どんなことが特に大変ですか？」
2. 相手の興味に合わせて質問する
NG例: 自分の興味で質問する
OK例: 相手が話した内容に基づいて質問する
この方法は、相手の興味に合わせて質問するので、相手も話しやすくなります。
例文:
- 相手：「昨日、新しいレストランに行ったんです」
- あなた：「新しいレストランですか！どんな料理が印象的でしたか？」
3. 相手の感情に共感してから質問する
NG例: 相手の感情を無視して質問する
OK例: 相手の感情に共感してから質問する
この方法は、相手の感情に共感してから質問するので、相手も安心して話せます。
例文:
- 相手：「今日は疲れました…」
- あなた：「お疲れ様です。どんなことが特に大変でしたか？」
4. 相手の価値観を尊重して質問する
NG例: 相手の価値観を否定する質問
OK例: 相手の価値観を尊重する質問
この方法は、相手の価値観を尊重して質問するので、相手も話しやすくなります。
例文:
- 相手：「この商品は高いと思います」
- あなた：「価格について気になられるんですね。どのような点が気になりますか？」
5. 相手のペースに合わせて質問する
NG例: 相手のペースを無視して質問する
OK例: 相手のペースに合わせて質問する
この方法は、相手のペースに合わせて質問するので、相手も話しやすくなります。
例文:
- 相手：「…」（考え中）
- あなた：「ゆっくり考えていただいて大丈夫です」
自然な聞き方の実践例
1. 相手の話を聞く
まずは、相手の話を真剣に聞くことが大切です。途中で口を挟んだり、スマホを見たりしないでください。
2. 相手の反応を見る
相手の反応をよく見てください。話したくない様子だったら、無理に深掘りせずに話題を変えましょう。
3. 相手の話に興味を持つ
相手の話に興味を持つことが大切です。相手の話に興味を持って聞くことで、自然な質問ができるようになります。
4. フォローアップクエスチョンを活用する
相手の話を聞いた後は、「それで？」「どうしてそう思ったの？」などのフォローアップクエスチョンを使って、さらに詳しい話を聞くことができます。
フォローアップクエスチョンについてもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ→フォローアップクエスチョンとは？例文と使い方まとめ
避けるべき聞き方
1. 唐突な質問
「最近どう？」「何か困ったことある？」みたいに、いきなり質問を投げかけるのは避けましょう。
2. 相手の話を聞かずに質問する
相手の話を聞かずに、すぐに質問を投げかけるのは避けましょう。
3. 相手の価値観を否定する質問
相手の価値観を否定する質問は避けましょう。
4. 相手のペースを無視する質問
相手のペースを無視する質問は避けましょう。
実践例：薬局での会話
僕が実際に薬局で使っている聞き方の例を紹介しますね。
お客様との会話:
- お客様：「最近、頭痛が続いているんです」
- 僕：「頭痛が続いているんですね。どのような痛みですか？」
- お客様：「ズキズキする痛みです」
- 僕：「ズキズキする痛みなんですね。いつ頃から痛みが始まりましたか？」
スタッフとの会話:
- スタッフ：「今日は忙しかったです」
- 僕：「お疲れ様です。どんなことが特に大変でしたか？」
- スタッフ：「お客様の対応が大変でした」
- 僕：「お客様の対応が大変だったんですね。どんな対応が特に大変でしたか？」
まとめ
「え、なんでそれ聞くの？」と思われない聞き方のコツは、相手の話を真剣に聞くことから始まります。
今回紹介した5個のコツを、状況に応じて使い分けてみてください。最初は少し緊張するかもしれませんが、慣れてくると自然にできるようになります。
大切なのは、相手の話を真剣に聞くことです。相手の話に興味を持って聞くことで、自然な質問ができるようになります。
自然な聞き方は一朝一夕には身につきませんが、効果的な聞き方を続けることで、きっと良い関係を築くことができるはずです。
まずは、今日から1つでも試してみてくださいね！
