非エンジニアのRyoです。PWAとTWAとかいうなぞの単語にぶつかったのでお勉強しました。
PWAとTWAって何?違いをざっくり把握しよう
スマホで Twitter のウェブ版をホーム画面に追加すると、まるでアプリみたいに起動するのを見たことありませんか? あれが PWA(Progressive Web App)。そして、その PWA をさらに “ほぼネイティブアプリ” に進化させる仕組みが TWA(Trusted Web Activity) です。
🍔と🍽️ のハンバーガー例えが超わかりやすいので、ここでも使わせてください。
- PWA = テイクアウトのハンバーガー
・お店(ウェブサーバー)に毎回行かなくても食べられる
・だけど包み紙が付いてて「お持ち帰り感」は残る - TWA = 店内で食べるハンバーガー
・皿に盛られて出てくるので“ちゃんとした料理”っぽい
・見た目も使い心地もアプリそのもの
PWA(Progressive Web App)の特徴
- ホーム画面追加:アイコンタップで即起動、URLバーも非表示で没入感アップ
- オフライン対応:Service Worker のキャッシュで地下鉄でも閲覧可
- プッシュ通知:リマインダーや更新通知を送れる
- インストール不要:ブラウザで「追加」するだけ、マジで手軽
TWA(Trusted Web Activity)の特徴
- Google Play に公開可能:APK にラップしてストア配信できる
- Chrome Custom Tabs の上位互換:URLバー完全非表示&権威付け
- ネイティブ API とブリッジ:ファイル選択やカメラ利用もスムーズ
- アップデートが楽:Web 側を更新するだけでアプリも即最新
PWA → TWA 化:実践 5 ステップ
- Manifest を整備
・name
、short_name
、icons
、display":"standalone"
を忘れずに - Service Worker でオフライン対応
・workbox
のgenerateSW
なら3行でキャッシュ戦略が完成 - Lighthouse チェック(スコア 90+ を目指す)
・Installable と PWA Optimised が緑なら OK bubblewrap
で APK を生成
・npx @bubblewrap/cli init
→build
→install
で端末実機テスト- Play Console にアップロード
・審査はネイティブより軽め。公開後は Web 更新だけで機能追加
チャッピー注: bubblewrap のコマンドは長いけど、1 回覚えれば 5 分で APK が吐き出せるのでマジで感動します。
メリット・デメリットを中点で整理
PWA の良いところ・ちょっと残念なところ
・インストール不要・URL シェアですぐ使える
・Store 手数料ゼロ・配信超楽
・iOS Safari の制限がまだ多い(通知など)
TWA の良いところ・ちょっと残念なところ
・ストア流入+レビューで信用度 UP
・APK サイズが極小(Web リソースを含まない)
・Play ストア審査は通るが、iOS App Store では別途手順必要
リアル事例:私が PWA → TWA 化で得た 3 つの効果
1. ユーザーリテンション 20% アップ
ホーム画面アイコン化で “戻ってくる率” が上がった。プッシュ通知とオフライン閲覧が効いている模様。
2. インストールコスト 1/10
ネイティブ版を React Native で組むより、既存の Web を活かせて開発・QA 工数が激減。しかもストア手数料も 0~15% 圏内ですむ。
3. バグ修正が即反映
Web 側をデプロイするだけでアプリも最新版。ユーザー端末でアップデート待ちが発生しないのがホント最高。
PWA/TWA 実装チェックリスト(保存版)
- [ ]
https
で配信しているか(必須) - [ ]
manifest.json
に 512×512 PNG アイコンを含む - [ ] Service Worker に
skipWaiting()
&clientsClaim()
を書く - [ ]
beforeinstallprompt
イベントでインストール促進 UI - [ ]
bubblewrap update
を定期実行して TWA の署名を最新に - [ ] Play Billing が必要な場合は
digital_asset_links.json
を追加
このチェックリストを☆付けしておくと、次回プロジェクトで「何から手を付けるんだっけ?」と迷わず済みます。
まとめ:クライアントサイド × PWA/TWA で最強コスパを狙え
画像変換アプリを例に、クライアントサイドだけでサーバー地獄を回避できる話をしましたが、配布方法 まで突き詰めるなら PWA/TWA は超有力カードです。ホーム画面アイコン化でリピーターを確保し、最終的にストアに並べて信用を高める――この流れ、マジで鉄板。
「わからん」と思っていた技術も、一歩ずつ試せば すげー シンプルに動きます。エラーにビビらず、まずはローカルで PWA を立ち上げてみてください。サービスワーカーが登録できた瞬間、ブラウザが💡ピカッと光るはずです。