React(リアクト)って何?非エンジニアが分かりやすく解説してみた

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非エンジニアのRyoです。

また新しいことを学んだのですが、最初は本当に意味が分からなかったです。Reactって聞いただけで「うわ、難しそう…」と思ってましたが、実際に触ってみると意外と理屈はシンプルでした。同じように「コードって何?」状態の方にシェアしてみます。

Reactって聞くと、なんだか難しそうなイメージがありますよね。私も最初は「プログラマーしか使えないもの」だと思ってました。でも実際に学んでみると、「部品を組み合わせて画面を作る道具」というシンプルな考え方だったんです。

🧩Reactの基本思想:部品に分けて考える

Reactの一番の特徴は、画面を小さな部品に分けて作ることです。

例えば、ECサイトの商品検索ページを考えてみましょう。いきなり全部を一から作るのではなく、こんな感じで部品に分けます:

・検索ボックス(SearchBar)
・商品リスト(ProductTable)
・カテゴリ表示(ProductCategoryRow)
・商品の1行表示(ProductRow)

これって、レゴブロックを組み立てるのと同じ感覚なんです。小さな部品を組み合わせて、大きな作品を作る。マジでこの考え方が分かると、プログラミングが楽しくなります。

✨最初は動かない見た目だけ作る(ステップ1・2)

いきなり動くアプリを作ろうとすると、確実に挫折します。私も何度も失敗しました。

Reactでは、まず動かない見た目だけを作ります。そのときに使うのが「props(プロップス)」という仕組み。

propsは「親から子へデータを渡す方法」で、お弁当を手渡すようなイメージです。親コンポーネントが「このデータを使って表示してね」と子コンポーネントに渡すんです。

この時点では、検索機能やチェックボックスの動作はまだ作りません。見た目だけを整える段階です。

💡動きをつけるには「state(ステート)」を使う(ステップ3・4)

見た目ができたら、次は動きをつけます。ここで登場するのが「state(ステート)」です。

stateは「変わるデータを覚えておく仕組み」です。例えば:
・検索ボックスに入力された文字
・チェックボックスのON/OFF状態

これらは、ユーザーが操作するたびに変わりますよね。その「変わるデータ」をstateで管理するんです。

重要なのは、stateは親コンポーネントが持つということ。子どもコンポーネントは、親から渡されたデータを表示するだけです。

🔁子から親にデータを返す仕組み(ステップ5)

ここが一番難しい部分かもしれません。ユーザーが検索ボックスに文字を入力したら、親のstateを更新する必要があります。

そのために、「こうなったらstateを変えてね!」という関数(イベントハンドラ)を子どもに渡します。

例えば:

  1. ユーザーが検索ボックスに「fruit」と入力
  2. onChangeイベントが発生
  3. 親のsetFilterText関数が呼ばれる
  4. stateが更新されて、画面全体が再表示される

この流れが分かると、Reactの仕組みがすげー分かりやすくなります。

✅Reactでアプリを作る流れまとめ

  1. 画面を小さな部品に分ける
  2. propsを使って見た目だけ作る
  3. 変わるデータ(state)を決める
  4. stateをどこに置くか決める
  5. 子が親のstateを変えられるようにする

この5ステップで、動くアプリが作れちゃいます。

🧪実際に作れるアプリの例

例えば「検索ボックスに”fruit”と入れると、果物だけが表示される」みたいなアプリが作れます。

最初は「こんなの作れるの?」と思ってましたが、部品に分けて考えれば意外とシンプルなんです。

まとめ

Reactは確かに複雑に見えますが、「部品に分けて、データの流れを整理する」という基本思想が分かれば、誰でも使えるようになります。

私も最初は「わからん…」状態でしたが、少しずつ理解できるようになってきました。同じように学習中の方の参考になれば嬉しいです。


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この記事を書いた人

調剤薬局で働く現役薬剤師です。
医療現場の非効率さに疑問を持ち、独学でプログラミングを習得しました。
今では、ReactやPythonを使って現場の業務を効率化するツールを自作しています。
このブログでは、医療や薬局業務に役立つIT活用術や、プログラミング初心者の方に向けた実践的な学習ノウハウを発信しています。

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