毎日薬局で40人のお客様と会話しているRyoです
カウンセリングで「この人に話したい」と思ってもらうには、実は「質問力」がめちゃくちゃ重要なんですよね。
特にオープンクエスチョンを使いこなすと、クライアントから「この人は理解してくれる」って思ってもらえるんです。
でも、多くの人が「カウンセリングで何を質問すればいいかわからない…」って悩んでるんですよね。
今日は、カウンセリングで使えるオープンクエスチョン例集について、具体的な方法をお伝えします！
なぜカウンセリングで「質問力」が重要なのか？
カウンセリングでは、あなたの「理解力」と「傾聴能力」が評価されます。
単に話を聞くだけじゃなくて、相手の話を深く理解して、適切な質問ができる人は「この人は理解してくれる」って思ってもらえるんです。
逆に、いい質問ができない人は「この人は理解してくれないな」って印象を与えてしまいます。
カウンセリングで使える「オープンクエスチョン」の3つのパターン
1. 確認の質問
クライアントの話を聞いた後、「つまり、○○ということですね？」と確認する質問です。
例：
クライアント：「最近、仕事がうまくいかないんです」
カウンセラー：「つまり、仕事で悩みがあるということですね？」
2. 深掘りの質問
相手の話をさらに詳しく聞く質問です。
例：
クライアント：「人間関係で悩んでいます」
カウンセラー：「人間関係で悩んでいらっしゃるんですね。どんなことでお悩みでしょうか？」
3. 感情の質問
相手の感情や価値観を理解する質問です。
例：
クライアント：「この状況に困っています」
カウンセラー：「この状況について、どのようにお感じになっていますか？」
カウンセリングで使える「魔法のフレーズ」
確認系
- 「つまり、○○ということですね？」
- 「○○という理解で合っていますか？」
- 「○○ということでよろしいでしょうか？」
深掘り系
- 「具体的には、どのような○○でしょうか？」
- 「○○について、もう少し詳しく教えていただけますか？」
- 「○○の部分について、どのようにお考えでしょうか？」
感情系
- 「○○について、どのようにお感じになりましたか？」
- 「○○の部分で、特に印象に残っていることはありますか？」
- 「○○について、どのようなお考えをお持ちでしょうか？」
カウンセリングでの質問実践例
カウンセリングでの会話例
クライアント：「最近、眠れない日が続いています」
悪い例：
「そうですね」（終了）
良い例：
「眠れない日が続いていらっしゃるんですね。いつ頃からそのような状況でしょうか？」
クライアント：「1週間前くらいからです」
カウンセラー：「1週間前から眠れない日が続いているんですね。その頃に何か変化はありましたか？」
カウンセリングで質問する際のコツ
1. 相手の話を最後まで聞く
途中で質問するのではなく、相手の話が一区切りついてから質問しましょう。
2. 自然な流れで質問する
無理に質問するのではなく、相手の話に興味を持って質問することが大切です。
3. 相手の話を要約してから質問する
「つまり、○○ということですね？」と要約してから質問すると、理解力があることをアピールできます。
フォローアップクエスチョンとの違い
オープンクエスチョンとフォローアップクエスチョンは似ていますが、少し異なります。
オープンクエスチョンは「はい」「いいえ」で答えられない質問で、相手の話を広げるための質問です。
一方、フォローアップクエスチョンは相手の話を深掘りするための質問です。
詳しく知りたい方は、フォローアップクエスチョンとは？例文と使い方まとめの記事も参考にしてください。
カウンセリングで質問を実践する際の注意点
1. 質問しすぎない
質問は効果的ですが、やりすぎると「この人は理解力がないな」って思われてしまいます。
2. 相手の話を否定しない
質問する際は、相手の話を否定せずに、理解しようとする姿勢を見せましょう。
3. 自分の話に戻す
質問の後は、自分の経験や考えを話すことで、会話を発展させましょう。
まとめ
カウンセリングで使える「オープンクエスチョン」は、相手の話を深く理解し、適切な質問ができることです。
確認の質問、深掘りの質問、感情の質問の3つのパターンを組み合わせることで、クライアントから「この人は理解してくれる」って評価してもらえます。
オープンクエスチョンを身につけて、カウンセリングで信頼関係を築きましょう！
カウンセリングでオープンクエスチョンを身につけて、信頼関係を築きましょう！
