【完全ガイド】WSL UbuntuでClaude Codeを設定!Windows通知まで出す手順

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こんにちは!
IT初心者の私が、ついにWSL(Windows Subsystem for Linux)上で「Claude Code」を使って、タスク完了時にWindowsの通知を出すことに成功しました!

設定は思った以上にややこしく、何度も壁にぶつかりました…。
でも、だからこそ分かった「つまずきポイント」と「解決のコツ」を、この記事で丁寧にシェアしていきます!

「通知が出ない…」
「なんか動かない…」
「エラーの意味がわからない…」

そんな風に悩んでいるあなたでも、この記事のとおり進めれば絶対にできます!


目次

🎯 目標:WSL上でClaude Codeを動かし、Windowsに通知を出す!

最終的に目指すのは、以下のような環境です:

  • Ubuntu(WSL)上で claude コマンドが動く
  • タスクが終わったら、Windows側でポップアップ通知が出る

これができると、「処理が終わったかどうか、いちいち画面を見なくてOK!」になります。最高です。


💥 よくあるつまずきポイントとその理由

実際に私がハマった落とし穴と、その解決策を表にまとめました:

つまずきポイント症状原因解決方法
WSLとWindowsのパスがごちゃ混ぜexplorer.exe ~/.claudeが変な場所を開く~ が Windows 側の「ドキュメント」扱いに\\wsl.localhost\Ubuntu\home\あなたのユーザー名\.claude を使う
rootで起動していた設定が効かない・通知が出ないconfigファイルを見ていないWSLのユーザーを あなたのユーザー名 に固定する
claude: command not foundclaudeが動かないWindowsのnpmを見ているNode.jsとnpmをWSL内でインストールしなおす
npm installで失敗「Windowsでは動かない」などのエラーWindows側のnpmが動いていたwhich npmで確認して、WSL内のnpmを使うように

🛠 環境を整えるステップバイステップ

ここからは、初心者でも迷わないように、丁寧にステップごとに解説していきます。


✅ ステップ① WSLのユーザーを固定する

まずはWSLでいつも使うユーザー(例:yourname)を指定して、rootで実行されないようにします。

WindowsのPowerShellを開いて、以下を実行してください:

wsl -d Ubuntu-22.04 --set-default-user yourname

yourname は、Ubuntuで普段使っているユーザー名に置き換えてください。

これで、WSLを起動したときに root ではなく yourname で自動ログインされるようになります。


✅ ステップ② Node.jsとnpmをWSL内でインストールする

方法1:nvmを使う(おすすめ)

curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.7/install.sh | bash
source ~/.bashrc
nvm install 22
nvm use 22
nvm alias default 22

source ~/.bashrc を忘れると nvm が使えません!

方法2:aptでインストールする(簡単だけど古め)

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

インストールが終わったら、claude コマンドが動くか試してみてください。

claude "Hello Claude!"

✅ ステップ④ 通知設定ファイルを作る

.claude フォルダを作って、そこに通知の設定ファイルを保存します。

mkdir -p ~/.claude
explorer.exe "\\wsl.localhost\Ubuntu\home\yourname\.claude"

するとWindows側でエクスプローラーが開きます。そこに config.yml を新規作成してください。

中身は以下のとおり:

notifications:
  on_idle:
    command: "powershell.exe -c \"Add-Type -AssemblyName System.Windows.Forms; [System.Windows.Forms.MessageBox]::Show('Task Completed', 'Claude Code')\""
    enabled: true
  on_error:
    command: "powershell.exe -c \"Add-Type -AssemblyName System.Windows.Forms; [System.Windows.Forms.MessageBox]::Show('Task Failed', 'Claude Code')\""
    enabled: true

ポイント:

  • 拡張子 .yml に注意(.txtにならないように)
  • ダブルクォートバックスラッシュ を忘れずに

✅ ステップ⑤ 通知テストで動作確認

設定が正しければ、以下のコマンドで通知が出るはずです:

claude config test-notify

成功すれば、Windowsのポップアップが表示されます! 🎉


🔍 最後にもう一度!チェックリスト

確認すること内容
whoami の結果が root ならアウトwsl -u yourname で再ログイン
which npmC:\ になってたらNGNode.jsをWSL内で再インストール
.ymlファイルが .txt になってないか?拡張子を表示して確認
通知設定にダブルクォート忘れがちYAML内では特に注意

📘 まとめ:WSLでClaudeを使いこなすための5ステップ

  1. ユーザーを root ではなく自分のユーザーに固定
  2. Node.js と npm をWSL内にちゃんとインストール
  3. Claude CLIを npm install -g でインストール
  4. .claude/config.yml を作り、通知設定を記述
  5. claude config test-notify で通知をチェック!

💬 最後に

この記事は「何もわからなくても最後までできるように」を意識して書きました。

「なんで通知が出ないんだ!?」と何時間も悩んだ私の経験が、少しでも誰かの助けになりますように。

質問があれば、X(旧Twitter)などで聞いてくれてもOKです!応援しています!

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この記事を書いた人

調剤薬局で働く現役薬剤師です。
医療現場の非効率さに疑問を持ち、独学でプログラミングを習得しました。
今では、ReactやPythonを使って現場の業務を効率化するツールを自作しています。
このブログでは、医療や薬局業務に役立つIT活用術や、プログラミング初心者の方に向けた実践的な学習ノウハウを発信しています。

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