毎日薬局で40人のお客様と会話しているRyoです
初対面の人と会話するのって、緊張しますよね。特に仕事関係だと「信頼されないとダメだ」ってプレッシャーもあって、余計に緊張しちゃう。
僕も最初はそうでした。新しいお客様が来ると「何を話せばいいんだろう」「変な質問して嫌われたらどうしよう」ってビクビクしてました。
でも、実は初対面で信頼されるには、**「質問の型」**を覚えるだけで大丈夫なんです。難しいテクニックは必要ありません。
初対面で信頼されない理由
多くの人が初対面で信頼されない理由は、実はシンプルです。それは「質問の順番が間違っている」んです。
どういうことかというと、いきなり「あなたの仕事は何ですか?」とか「趣味は何ですか?」とか、相手のプライベートに踏み込む質問をしてしまうんです。
これ、相手からすると「なんで初対面なのにそんなこと聞くの?」って思われちゃいます。信頼どころか、警戒心を持たれてしまいますよね。
信頼される質問の型は「3段階構造」
初対面で信頼される質問の型は、**「3段階構造」**です。
- 第1段階:共通点を見つける質問
- 第2段階:相手の状況を理解する質問
- 第3段階:相手の価値観を探る質問
この順番で質問していくことで、相手は自然と心を開いてくれるようになります。
実践してみた結果
僕がこの「3段階構造」を使い始めてから、初対面のお客様との関係が変わりました。
以前なら「お名前は?」「どちらにお住まいですか?」と、いきなり個人情報を聞いていましたが、今は「今日はお天気がいいですね。お出かけでしたか?」から始めます。
すると、お客様が「はい、買い物に…」と自然に話してくれるんです。そこから「お買い物、お疲れ様です。何かお探しのものはありますか?」と進めると、相手も安心して話してくれます。
具体的な質問例
第1段階:共通点を見つける質問
- 「今日はお天気がいいですね。お出かけでしたか?」
- 「この辺り、静かでいいですよね。お住まいはどちらですか?」
- 「この時間帯、混んでますよね。お仕事帰りですか?」
第2段階:相手の状況を理解する質問
- 「お疲れ様です。何かお困りのことはありますか?」
- 「お探しの商品はございますか?」
- 「ご予算はどのくらいをお考えでしょうか?」
第3段階:相手の価値観を探る質問
- 「お薬を選ぶ際、何を重視されますか?」
- 「健康管理で気をつけていることはありますか?」
- 「お仕事はどのようなお仕事をされているんですか?」
質問のコツ
コツ1:相手の答えを予測しない
「きっとこう答えるだろう」と予測して質問すると、相手の本音が聞けません。オープンクエスチョン(5W1H)を使いましょう。
コツ2:相手の話を途中で遮らない
相手が話している途中で「あ、それって…」と自分の話を始めないでください。相手の話が終わるまで待つことが大切です。
コツ3:相手の感情に共感する
「それは大変でしたね」「お疲れ様です」など、相手の感情に共感する言葉を挟むことで、信頼関係が深まります。
フォローアップクエスチョンの活用
初対面で信頼関係を築くためには、適切なフォローアップクエスチョンも大切です。相手の話を深掘りすることで、より深い信頼関係を構築できます。
フォローアップクエスチョンについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ→フォローアップクエスチョンとは?例文と使い方まとめ
まとめ
初対面で信頼される質問の型は、難しいテクニックではありません。3段階構造を意識して、相手の心を開く質問をしていくだけです。
- 共通点を見つける質問から始める
- 相手の状況を理解する質問で関係を深める
- 相手の価値観を探る質問で信頼を築く
この順番を守るだけで、あなたも初対面で信頼される人になれます。
僕もまだまだ勉強中ですが、この「質問の型」を使うようになってから、初対面のお客様との関係が格段に良くなりました。あなたも今日から試してみませんか?